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F35A 三菱組立 初号機



お祓いの効果はなかった。






墜落原因は不明!



世界最強と言われる戦闘機F-22ラプター用として完成済みのF119-PW-100エンジン(ラプターはエンジン双発)を、 F35は1つで済まそうとケチな設計を立て、無理なチューニングにより大幅なパワーアップしたF35用エンジン

急旋回でエンジンがたわみ、エンジン・タービンブレード 
折れちゃったのかなー?

F35Aでの 急ハンドル、急降下、急上昇は命取りです 絶対にやめましょう!



F35はエンジンは一つ、 止まったらストンと落ちますー

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F35A戦闘機用 (Pratt & Whitney)F135の見取図。
2軸式で、低圧コンプレッサー・ファン3段、低圧タービン2段、高圧コンプレッサー6段、高圧タービン1段


(Pratt & Whitney)F-35用のF135エンジンは、F-22ラプター戦闘機用として完成済みのF119-PW-100エンジンの改良型。アフトバーナ使用時の最大推力43,000lbs(191.3kN)、中間推力(アフトバーナ無し)は28,000lbs(128.1kN)、全長5.59m、最大直径1.17m、重さ1,700kg、推力:重量比11.47。

 


IHIは瑞穂工場(東京都瑞穂町)で建設を進めていた、最新鋭ステルス戦闘機「F―35」に搭載する「F135ターボファンエンジン」の専用工場を2017年3月に稼働したことを明らかにした。同工場は組立工場と試運転場で構成するが、まずは組立工場で作業を始めた。IHIは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)によるエンジン製造に、下請け生産として参画。生産したエンジンは防衛省向けとなる。下請け生産に必要な設備費用などは防衛省と随意契約している。





2014年の火災事故の原因とされる3週間前の飛行について

「AF-27号機が行った問題の飛行は、通常の飛行包絡線範囲内の充分内側での穏やかな機動で、ヨウ(yow)、ロール(roll)、それに垂直方向の”g”荷重を組合わせた2秒間の飛行だった。これでエンジンが僅か曲がり、ファン・ステーター(静翼)がファン・ローターに接触、過度な擦れを起こした。この時の摩擦熱は設計温度の1,000F(540℃)を越え1,900F(1,040℃)に達していた。

この過熱でファン3段ブレード近傍に微小クラック(micro-cracking)が生じ、その後の通常飛行時に成長してブレードがデイスクから破断するに至った。破断ブレードがエンジンケースを飛び出し、左後方の燃料タンクを突き破り火災となった。」

火災後に実施したボアスコープ検査で、取外した5台のエンジンのうちの1台は、海軍用F-35Cの9号機”CF-9”のもので使用時間は僅か70時間だった。

検査関係者によると、このエンジンは、片持ち式ステーター(静翼)の内側端がローター側の2段・3段間にあるナイフエッジ・シールと接触、摩耗しているのが見付かった、と云う。これについてF-35統合計画局は、事実の有無を含め、”AF-27”事故との関連性に付いてのコメントはしてない。



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F135エンジンはF100-PW-229 (F-15E Strike Eagle用)と比べ、ファン直径は24%大きく、重量は1.7㌧で変わりないが推力はアフトバーナ時で43,000lbsに達し、後者の29,000lbsよりかなり大きい。従って内部応力や回転に伴う(gyroscopic)応力にはかなりの違いがあり、これがエンジンのたわみ、変形を生じる原因の一つになったのかも知れない。



対策として、次ぎの二つを実施。

*  システム開発実証試験(SDD)参加中の21機の飛行に”burn-in”手法を取入れる。これは、問題の摩耗許容式シールの摩耗が設計温度内(1,000F)で緩やかに進むよう機動飛行の順序を予め設定して、それに基づいて試験飛行を行う方法。これでSDD機は、飛行包絡線を拡大して計画通りの試験ができる。

*  P&Wは、設計温度内に収まる新しい摩耗許容式シールの設計を進めており、10月から試験を開始する。そして引渡し済みエンジン156台には準備でき次第改修を行う。

7月初めの飛行再開は厳しい条件付きで行われてきた。即ち、3飛行時間毎にエンジン・ボアスコープ検査を行なうこと、最大速度はマッハ0.9以下にすること、機動飛行は-1から+3 gの範囲内で行なうこと、飛行時の最大迎角は18度に押さえ、ロールはハーフ・ステイック以内にすること。

現在では、前項対策で制限が緩和され、最大速度マッハ1.6、最大 gは3.2g、一回の飛行時間は空中給油を受け6時間以内に着陸し検査する、と改められた。

ボグデン空軍中将によると「このエンジン火災事故でF-35の開発計画は1ヶ月半ほど遅れたが、海兵隊向けのF-35Bに付与を予定している“初期運用能力” (IOC=initial operating capability)は、来年(2015)7月に行なうことに変更はない」と云う。これで本件は解決の目処が立ったと云えよう。

F-135エンジンは、これまでに地上試験26,000時間、飛行試験8,000時間、F-35に装着しての飛行時間19,500時間を記録し、2010年にロッキードマーチン社に引渡されてからの任務遂行率(mission availability rate)は98%に達している。さらにF135には、空中でエンジン停止し再始動する試験や高迎角飛行試験が課せられているが全て終了し、海兵隊向けF-35B STOVL機の強襲揚陸艦ワスプを使っての離着艦試験は167回実施している。






F35







スホーイ SU-30